すべてのものは、同じ「ひとつのもの」なのです。
同じひとつのものがたくさんのバリエーションを使って、いろんな多面を見せているだけです。
そこに、理由はいりません。
それが「存在」そのものなのです。
それが「存在」そのものの性質なのです。
創造性の性質なのです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある (VOICE新書)』P.144-145より引用させていただきました。
非常に哲学的ですね。
これが、よく言われる「すべてがひとつで、ひとつがすべて」という状態のことなんでしょう。
理由というのは「Aだから、Bだ」のAだからの部分だと思うのですが、無からいきなり有が出現するので、Aだからの部分が存在できなくて、いきなりBだになってしまう。
おそらく、原因が存在せずにいきなり結果が存在してしまっている状態なので、そこに理由は存在できないと言うことなんでしょう。