一番簡単なのは、本当の自分になってしまうことです。
逆に一番難しいのは、自分以外の自分になろうとすることです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック3―ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ (VOICE新書)』P.211より引用させていただきました。
普通に考えると、一番簡単なことが実現しやすいように思いますが、私達は、わざわざ難しいことを実現させようとしているようです。
わざわざ難しいことを実現させようとするから、いろんな困難に出遭ったり、努力が必要になるのかも知れません。
何故なるのが簡単な本当の自分になることができないのか?
その答えはおそらく、そうなることを、自分が選んでいないからでしょう。
何故選ばないのか、その答えの一つは、それまで教わってきた観念というのがあるでしょう。
たとえば、苦労しなければ成功は出来ない、とかです。
本当は苦労しないで成功する方が簡単なのに、わざわざ難しい方の、苦労して成功する方を選んでしまう。
本当の自分になれば成功するのに、本当の自分にならないから、事は難しくなり、成功は遠ざかる。
本当の自分とは、楽しんでいる自分、ワクワクしている自分、心に平和がある自分、愛があふれている自分、光である自分。