すべての状況、すべてのものは、基本的には「中立」です。
どんな状況も、その中に決まった意味は持っていません。
どんな状況も、自然に最初から否定的だとか肯定的だとか決まってはいないのです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック3―ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ (VOICE新書)』P.83より引用させていただきました。
とは言っても普通は死に行く状況を中立だとは到底思えません。
死をも中立と思えるためには、魂は永遠であると知っていなければなりません。
死は全ての終わりであるという意味づけをしている間は、到底、死を中立化はできないでしょう。
でもまあ、これは特殊なケースで、普段はそこまで中立化するケースはあまりないと思います。
肯定的意味づけを行なうための中立化と考えれば、死まで中立化する必要はないと思います。