みなさんの社会は、定義づけの上に定義づけして、そしてそれをさらに定義づけするという、非常に複雑な構造になっています。自分でつくった定義づけを、これは宇宙の真理、宇宙の法則だと思い込んでいることすらあります。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック3―ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ (VOICE新書)』P.36より引用させていただきました。
これがいわゆる常識だとか社会通念だとか固定観念だとか思い込みだとか言われる部分ですね。
象を小さなころから鎖に繋げて育てていると大人になってその鎖から解き放っても、鎖でつながれていた範囲から外には行けなくなるというような話を聞いたことがあります。そんな感じでしょうね。
小鳥だって地を駆ける小動物と一緒に育てば、空を飛べない小鳥になるかもしれません。
これらはひとつの単純なトリックですが、人間の場合はもっと複雑にこれをやっているという。
まさに定義づけ恐るべしです。
複雑に絡み合った定義づけを、ひとつひとつ解き放って、新しくそして有益な定義づけに置き換えたいものです。