あなたが魂であるときには、自分で考えたものが時間の遅れなく、すぐ現実になります。あなたが死ぬとすぐに、自分が死んだ時持っていた観念がそのまま現実となって現れてしまいます。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある (VOICE新書)
ということは、これを逆に見ていくと、さっきの疑問が解けます。
想像しただけでなぜ目の前の机に大金が現れないのか？想像は現実であるはずなのに……。
つまりそれは、私たちが肉体を持っている、というか、肉体を身に着けているから、ですね。
いや、もっとスケール大きく、この物理的現実で生きているから、想像だけでは、現実化しない。
正確に言えば、想像してすぐには現実化しない。
それが、この物理的現実である。
でも、この結論だと、当たり前でごくごく普通の結論ですね。
そんなこと、言われなくたって、知ってるよって話です。
肉体を持ったこの現実で生きているので、目の前の机に大金を積むには、宝くじで大金を当てるなり、銀行強盗をするなり（銀行強盗はお勧めしませんが、机に大金を積むという現実を見るための選択肢としては実現可能な選択肢です。おそらく、その後捕まって牢屋に入れられますが……）あるいは、一生懸命に働いて働いて働いて死に物狂いで働いてしかもお金を一切使わなければ、いつかは目の前の机に大金を積むことができるかもしれません。
でも、一番の理想は、バシャールから教わった情報をもとにワクワクとしながら仕事をして、多くの人に奉仕して、その見返りとして結果として大金を得て、目の前の机にその大金を積むというのが、一番いいかもしれません。
