みなさんは、百聞は一見にしかず。見えることは信じられる、と習いました。
本当はその逆で、信じられることは見える、なんです。信じれば見えるんです。
みなさんの中には、無意識のうちにそうした概念、信念をもっています。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.111より引用させていただきました。
バシャールは、信じていることが現実になると言います。
引き寄せの法則の「ザ・シークレット」では、思考は現実化すると言います。
あるいはこんなことも言えますね。
蛇が嫌いで蛇に怯えている人は、道端に転がっているロープだって、人に蛇だと言われれば、本当に蛇に見えます。
最近はこんなニュースを聞きました。
コンビニの店員さんが、おもちゃの”百万円”札を本物の1万円と見間違えておつりを出してしまい、あとで悔しがっていたという話がニュースになっていました。このとき店員さんはそのおもちゃのお札を本物だと”信じていた”ので、信じていれば本物の1万円札に見えたんでしょうね。
人間は信じているものを見ているのは明らかです。
カメラのようにありのままに正確にものを見ることはできません。
私にはこんな経験があります。
ある見知らぬ人がいました。確かに見知らぬ人でした。
でも、その人が実は小学校からの同級生だと知った時から、その見知らぬ人の顔が見覚えのある顔に変わったのです。
同じ顔を見ていたはずなのに、知らない人だと信じていた時と、知っている人だと信じていた時では、まったく別の顔に見えたのです。 これは実体験です。
頭の中で、知らない顔が知っている顔に、シームレス(継ぎ目なく)で変化したのを確かに見ました。
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