みなさんはまだしばらくの間、この惑星の住人全員が合意した現実の中で生きていきます。ですから、当然、自分があまり好きでない波長の人や物事にぶつかるでしょう。しかし、だからといって、それにネガティブな形で影響を受ける必要はないのです。
以上、本田健 (著), ダリル・アンカ (著), バシャール (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳)『未来は、えらべる!』P.51より引用させていただきました。
昨日たまたま耳にしたラジオの人生相談の番組での話です。
相談者の女性が、自分が相談しているのにも関わらず、言い間違いや、自分の言ったことを聞き取れないことに対してムッとした態度で司会の著名人をたびたびたしなめるのです。
ラジオを聞いていて私は、なんだこの人は!こんな人をラジオで放送すべきではないのでは?と思いました。
同時に私が番組の司会者ならキレているなと思いました。
しかし、司会者の著名人は少しも動ずることなく淡々と番組を進行していきます。
そして、相談相手であるM先生へとバトンをつなぎます。
相手が変わってもその相談者の態度は変わることなく、ムッとした感じかつ自分は絶対悪くない風に番組は進行していきます。
そしてとうとう相談内容を話し合っているうちに彼女のイライラとした態度について話が及びます。
あれやこれやとあって、先生方のすばらしい誘導があって、彼女は自分の本当の気持ちを口にします。
彼女は自分の間違いに気づきます。そして最後には反省します。
流石だなあと思いました。
ネガティブな彼女にネガティブな形で影響を受けることなく、そのネガティブな出来事を、彼女の気づきと反省へのチャンスへと変えてしまう人生相談の先生方……流石だと思いました。
番組前半私は怒っていました。
一般人があの大先生をたしなめるなんて、なんということか!
でもこの私の態度が、モロに彼女からネガティブな形で影響を受けていたってことなんですね。
番組終盤では、彼女のイライラした態度にはちゃんとした理由があり、好きであんな態度をとっていたのではないと分かると、当然私の怒りもおさまりました。
偽りの自分に振り回されていた彼女に、いとおしささえ感じました。
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