思考は物質です
思考には
時間を超えたものを希求することができません
思考は記憶にほかならないからです
記憶のなかにある体験は
死んでいます
以上、J.クリシュナムルティ (著), 中川吉春(翻訳)『瞑想』P.62より引用させていただきました。
思考は物質……なのかもしれませんね。
成功哲学の世界で有名なこんな本もありますしね。
まさにそのまんまのタイトルです。
このタイトルは思考は物質である、というのとほぼ同義でしょう。
さらに、思考は記憶にほかならない……
これは、以前私が考えたことにつながるのかもしれません。
以前私は、現在というのは厳密に言えば過去ではないのか?と考えました。というのは、現在というものは、もうすでにそうであるものの集合体なので、変えることが出来ません。変えることの出来ないものは、過去と言っても良いと思ったのです。
だから現実では、これがいまだと”思考”した瞬間、それは過去のものになってしまうかもしれません。
—2013年4月9日追記
思考は物質である、思考は記憶である、というのは凄いアイディアですね。
ふつうは気づくことができないでしょうね。
Manaさんの「空」という考え方に通じるものもあります。
記憶の中にある体験は死んでいるということは
思考の中にある体験も死んでいるということですね
死んだ体験とは、すなわち過去
ということなんでしょうね
コメント