望んでいない観念は、あなたの中の一番強い感情を通して実現化されます。
否定的な視点を含んでいる観念は、普通、それらの観念を実現化するために否定的な感情を生み出します。
そして、これを繰り返します。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック6―ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる (VOICE新書)』P.112より引用させていただきました。
望んでいない観念を無意識のうちに選択してしまうと(というのは意識して望んでいない観念は選ばないから)、その観念は自分の中にある一番強い感情を通して実現化される。感情が行動のためのエネルギーになる。
人を行動に駆り立てる感情で強いものと言えば、真っ先に思い浮かぶのが、怒りでしょうか。
その他にも、憎しみ、嫉妬心などなどどちらかと言えばネガティブな感情の方が強い傾向があると思います。
どうしてこのようなネガティブな感情が生まれるかというと、それは否定的な視点を含んでいる観念を無意識のうちに選択してしまっているから。
否定的な観念を実現化するために、その実現化のためのエネルギーとして、否定的観念自らが否定的な感情を生み出す。
そして、これが繰り返される。
……ということで、否定的な感情が生まれるのは同じく否定的な観念を無意識のうちに選択採用したから、という結論になる。
だから当然、否定的な感情になりたくなければ、否定的な観念を無意識的に選択採用しないこと、となる。
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