宗教的な心というのは
愛が炸裂することです
この愛は
どんな分離も知りません
愛にとっては
遠くも近くもないのです
一も 多もありません
愛という状態のなかでは
すべての分裂がなくなります
以上、J.クリシュナムルティ (著), 中川吉春(翻訳)『瞑想』P.6より引用させていただきました。
愛の炸裂ですか……
何か突拍子もない言葉の組み合わせですが、心に沁みてくるものがあります。
はたして自分は愛を炸裂させたことがあるだろうか。
炸裂と表現できるように愛を表したことがあるだろうか。
愛は様々な分離や分裂とは無縁。
じゃあ自分は?と考えた時。
私は常に何かと何かを分けている。
他人と自分、あれとこれ、善と悪、良いことと悪いこと、美と醜、良い天気と悪い天気、花と雑草、地球と宇宙。
成功と失敗、高慢と謙虚、天使と悪魔、有名と無名、人気と不人気、メジャーとマイナー、わたしとあなた。
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