すべてはひとつのものです。
簡単にいってしまえば、すべての原子は、ひとつの同じ原子なのです。
同時にマトリックスとして具現化しているだけです。ひとつの点は、すべての他の点もその中に含むということです。
宇宙とは常に、情報がホロニックに配列されたものなのです。
それが意識そのものです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック5―望む現実を創る最良の方法はワクワク行動をすること (VOICE新書)
でもまあわたし的には、そういう宇宙構造とこの自分の持っている意識が、どうして結びつくのかが理解できません。
意識が、現実を創りあげている、決定しているということと、情報がホロニックに配列されたこの宇宙との関係性がわかりません。
たったひとつの粒子が無限のスピードで動き回り忍者の分身の術のように宇宙のすべての粒子になっている。
でも、無限のスピードなので、五感では認識できず、結果我々には静止状態にしか見えない。物理的には宇宙は完全なる静止の状態にある。
無限に存在するパラレル・ワールドのひとつひとつが、静止した映画フィルムのひとコマひとコマにあたる。
しかもそのパラレル・ワールドにおいては、ひとつの点はすべての他の点をその中に含むホロニックな構造になっている。
最小単位であるすべての粒子の中にはその自分自身である全宇宙が含まれていると考えられる。
すべての粒子と言っても、本当はたったひとつの粒子に過ぎない。
その宇宙のシステムは五感では認識できない。なぜなら無限のスピードでシステムが動いているから。
このことと、意識の関係性については……
どうなんだろう？
Manaさんの空に関する本にあったような気がするが……。
意識の一側面がエネルギー形態である。
エネルギーは粒子となりえる。
その最小単位である絶対的な粒子が意識によって無限のスピードで動き回り宇宙を誕生させる。
しかし、この宇宙は静止している。なぜならすべての粒子は無限のスピードですでに動いているために、もう動くことができないから。
でも、意識にとって、静止した宇宙はつまらない。
映画フィルムのひとコマひとコマを適当に眺めてもつまらないが、映写機にかけてある特定の順番で放映すると、意識にとって面白かった。ざまざまな感情を体験することができた。
……と、そんな感じだったのでしょうか。
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