誰も未来を感知することはできません。しかし、現在のエネルギーを感じて未来の可能性を感知することはできます。ですから、もしこのままエネルギーの状態が変わらなければ、こういうことが実際に起きてしまうだろう、ということはいえます。
エネルギーには、慣性があるからです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある (VOICE新書)』P.177より引用させていただきました。
未来は決まっていて変えることは出来ないという考え方もありますが、バシャールによると、未来は変えられるそうです。
しかし一方で、エネルギーに慣性があるのなら、そのまま現在のエネルギーが変わらないのであれば、未来の感知通り、確実にそうなるとも言えるかもしれません。
ただ問題は、その未来を感知したエネルギー状態の信憑性をどうやって客観的に判断するかでしょう。
現在のエネルギーを客観的に正しく評価できないのであれば、未来の感知=予言は、あまり意味がありません。
現在のエネルギー状態を正しく判断してこそ、正しい未来を予測できるからです。
現在のエネルギーを正しく捉えているのかどうかを客観的に知る手段のない現在、いわゆる予言というものにはあまり意味がないと思うのです。
バシャールの言うことが正しいとしても現在の私達にはそのエネルギーの状態を知る客観的方法がないのです。
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