パーフェクトな均一バランスが「空」ですから、何も偏らず、何も特徴がありません。
パーフェクトバランスだから、静寂です。
仏教でいうところの”中庸”のことです。
以上、Mana (著) 『空(くう)―天翔(あまか)ける歓喜の弥栄(いやさか)』P.322より引用させていただきました。
現在の科学では無から宇宙が生まれたことになっていますが、本当に何もなければ何も生まれませんが、そもそも何も存在しないと言う”無”という状態はあり得ないと思います。
”無”という状態があると言った時点で、無は存在することになり、無は無でなくなる。
というか、無について考えた時点で、無は存在しない。
本当の無であるなら、考えることは不可能。
なぜなら無なんだから、考える主体も存在しないから。
こうやってすでになんらかのものが存在しているのだから、もはや完璧な無は存在しないのが証明されている。
じゃあ存在する無とは何か?の答えが、この引用した文章なのだろう。
完璧なバランスこそが無の正体であり、そして無限に存在して我々が毎瞬毎瞬移行しているパラレルワールドとパラレルワールドの隙間にある”無”=”静寂”=”空”=”無条件の愛”なのだろう。
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