誰も自然にそういう方向に行く人はいないのです。
みんな自分で学んだことです。わかりますか?
癖というのは、自分でこういう癖があると認識してしまったら、もう癖ではないのです。自分で知らないでやっているから癖なのです。
わかってもまだやっているとしたら、自分の中でどこかでこれをやらなくてはいけない、やめられないと思っているからです。
それがわかったら、なぜ自分が否定的なほうを選択しているのか、その最初の定義づけ、観念を見つけてください。
以上、Darryl Anka (著), 関野 直行 (翻訳) 『バシャールペーパーバック〈3〉ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ。 (VOICE新書)』P.80-81より引用させていただきました。
自然にネガティブな方に行く人はいないようです。
それは、そう学んだから、ネガティブな方に行くようです。
であるならば、その学んだことを調べて、そうか自分はこういうことを学んだんだ、だからネガティブな方に行くんだと認識できれば、もうネガティブな方へは行かないということだと思います。
学んだことをわかっていてもやっているとしたらそれは強迫観念があるということですね。
強迫観念はたいてい逃避から来ますね。何かから逃げるために、何かを忘れるために、何かに直面するのが怖いから、それに逃げて束の間の快感を得ようとする。
癖はその癖があると自分で知ってしまった瞬間に癖ではなくなる。
それでもまだ、その癖があると思うのは、あなたがその癖を選択しているから。
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