Clairvoyant　透視 : バシャール・キーワード

皆さんの言葉にすると「明確に見る」ということ。過去、現在、未来、そして他の現実がすべて「いま、ここ」にあり、自分がそれらと分離していないことを知る能力を表します。ですから、どのようなものに応用するにせよ、結局、自分のすべてを明確に見ることを自分自身に許してあげることです。自分自身に対して透明になれば、皆さんの本来の姿である宇宙の完全性そのものより透明になります。

以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳) 『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学』P.32より引用させていただきました。

私たちが一般的に使う透視は何かものを透かして見ることですので、透視が「明確に見る」ということなのは少し意外に感じました。

私たちが透視と言う言葉を耳にするのは、ほとんどがテレビや映画の中だけなので、ある程度限定された意味になってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

より本質的な意味では、見るだけではなく、知ることも含むようです。
より直観的な認識能力とも言えるのでしょう。

さらにここにも、バシャール独特の言い回し、「（見ることを）自分自身に許してあげる」を見ることができます。

以下余談になりますが、透視ということを別にすると

過去現在未来そして他の現実すべては、「いま、ここ」に存在し、しかも自分はそれと分離していない。
そして、私達の本来の姿は宇宙の完全性そのもの。

という真理が浮かび上がってきて、かなり興味深いです。