頭ではわかるけれど、心の中ではわからない、できない、という時、それは次のようなことをいっています。
「私は自分の頭と心が別々のものだという定義づけを選択しています」と。
自分が何を信じているのかを明確にするのに、非常に大切な定義づけです。
(※バシャールは皮肉っぽくいっている)
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック3―ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ (VOICE新書)』P.144より引用させていただきました。
頭ではわかるけれど、できない というのは、逆にいえば
できないのは、頭だけでしかわかっていないから
となりますね
誰かに強制されるとか、それしかもう方法がないとか、それをやらないととんでもない事態になるとか、そういう切羽詰った圧力が自分にかかっている状態なら、わかった時点で行動に移すのでしょうが、まったくなんの圧力もなくただのほほんと生きている状態で、わかったら即実行というのはなかなか難しいのでしょう。
(ま、これ↑自体が古い昔の観念なのかもしれませんが……)
ごくごくシンプルに、考えることなく素直に良いと思った事は行動してみる。
それで良いのかもしれません。
思考が先に走ってしまうとなかなか行動には結びつきません。
もし頭と心がひとつだと仮定すると、頭ではわかっているけど実際の行動に結びつかないというのは、本当はわかっていないということですよね。
本当はわかっていないのに、わかっているつもりになっているのが、頭ではわかっているけど、心の中ではわからない、できない、そういう状態なのではないでしょうか。
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