大いなる自己にとっては逆説は統合された同一のものなのです。対立する二つのものを見始めた時は、あなたの中でさまざまな振動がひとつになるのを知る時なのです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.275より引用させていただきました。
バシャールの教えてくれた逆説はたとえば、見ることが信じることではなく信じることが見ることであるとか、原因が結果を創るのではなく結果を創れば原因は宇宙が用意してくれるなど、いろいろあります。
というか、バシャールの言うことに感銘を受けるのは、それが逆説であっても見事に説得力を持つからだと思います。
そういう観点からバシャールの言うことを見てみると感銘を受けるバシャールの言葉のそのほとんどが逆説と言ってもいいかもしれません。
この引用した部分だってそうです。
まったく相反する二つのものが、統合された同一のものである、というのですから。
違うものが同じもの……これも逆説と言えると思います。
ただし、大いなる自己、すなわちもっと高い次元で見た時には、という条件はつきますが。
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