一生懸命努力してやるということが、幸福につながる、ひとつの方法があります。
努力して努力して、もういいかげんくたびれて、努力することを選ばなくなると幸福になるんです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)
でもバシャール……
と言いたい私がいます。
一生懸命努力すればそれなりに成果が上がりいくらかは幸福になるんじゃないの？
努力しない人より。
だいたい人は努力したいけど実際は努力ができていないから幸せになれないんじゃないの？
なんて推測でそう言いたい自分がいます。
でもまずは幸福の定義ですよね。
幸福の定義によっても変わってきます。
幸福=お金または物質的豊かさなら、努力すればするほどお金は努力しないより稼げるので、より幸せになれると考えられます。
では、幸福=人それぞれの平安な心の状態とするならば、お金がなくても幸福にはなれます。しかもすぐになれます。いますぐ幸福にはなれます。心の問題ですから。
しかも幸福の定義がこれであれば、努力している時点で、もうその人は幸福ではありません。
だって一生懸命努力している時、心に平安はないからです。
もちろん努力それ自体が楽しくて仕方ないワクワクする！というのなら話は別ですが。
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