三次元の現実を分離したものの集合体として見ていると、物事をひとつの決まった方向からしか見ることができなくなる。意識が進化するとひとつのものをたくさんの角度から見られるようになる。 by バシャール

みなさん自身が意識そのものなのです。

みなさんは、この三次元の現実を、頭の中にあるいろいろな分離したものの表現として創りあげています。

たくさんの違うレベルをつけることによって、それぞれに違う定義づけをしているのです。

そういった定義づけをしているときに、お互いのものがひとつになれずに分離したまま残ります。その状態は、あるものをひとつの決まった方向からしか見せてくれません。

意識の進化とは、ひとつのものをたくさんの角度から見られるようになることです。

みなさんは本来、本質的にホログラフィーなのです。
ひとつひとつの部分部分がすでに全体の構造を持っているということです。

以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある 』39-41ページより引用させていただきました。

洗脳とはある意味、あるものを洗脳者の都合の良いひとつの決まった方向からしか見られないようにすることと言っても良いかもしれません。

さらに言えば、人間の持つ思い込みとは、ひとつの決まった方向からしか見ることのできない状態です。

先入観念もそうです。ひとつの決まった方向から見ることが観念なのかもしれません。
ゴールを達成するというようなひとつの決まった方向だけから見るというのは有益かもしれません。

意識の進化とは、ひとつのものをたくさんの角度から見られるようになるとは、ひょっとしてたとえば、あの人がああいう態度を取ったのはこういう考えだったに違いないという考えから抜け出していろんな可能性を想定できるようになることなのかも知れません。

あの人がああいう態度を取ったのは私を否定するためだったに違いない!から、自分の自尊心を守るためだったのかもしれない、自分のエゴを満足させるためだったのかもしれない、気まぐれだったのかもしれない、などなどいろんな可能性が考えられるはずです。

いろんな可能性が考えられるということは、それを肯定的にとらえることも可能だということです。
意識が進化して多面的に物事を見ることが可能になると、すべてを肯定的にとらえることも容易になるということだと思います。

そして自分が多面的に物事を考えることが可能なのは、すべてはひとつであり、すべてが自分の中にあるからなのかもしれません。夜見る夢の世界では他人も含めて自分がそのすべてを創造しているのですから。

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