無限のものと自分が本当は一緒だということを忘れてしまうと、非常にたくさんのことが複雑になってしまいます。
人生が複雑だと、たくさんの質問に対する答えが必要に思えます。
すべて自分のなかにあるということがわかってくると、そんなにたくさんの答えが必要でなくなってきます。
質問も少なくなってきます。
そうすると、ただ座っているよりも、もっとより多くの行動ができるようになります。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック3―ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ (VOICE新書) 』20ページより引用させていただきました。
すべてが自分のなかにあるのなら、あまり行動しなくても良いような気がしますが反対の様です。
スピリチュアル的なものに望む現実の実現を求めた時に大前提として行動しないで精神力だけで望みをかなえたい的なものがあると思います。その代表が白魔術ですが。
だって普通に行動して望みをかなえるならわざわざスピリチュアルに頼らないからです。
行動をしたくないからスピリチュアルに惹かれるわけです。あまり人間関係を持ちたくないからスピリチュアルに頼りたくなるわけです。
でもバシャールのこの書き方だと、やはり、行動は大事なようです。
というか、常に行動をしなさいとバシャールは言っている気がします。
毎瞬毎瞬一番ワクワクすることを行動に起しましょうがバシャールの口癖ですし。
すべてが自分のなかにあるとわかってくると、行動しなくなるのではなく、より多く行動するようになる。この最終兵器的逆説。
おそらく逆に言うと自分の行動範囲こそが自分の内側なんでしょうね。
自分の行動範囲の中にすべてがある。
自分の想像力の中にすべてがある。
そういう意味の自分のなか、なんだと思います。
ですがそうなると一周まわってごく普通の当り前の話になります。
成功したければ行動せよ!です。
とにかく行動です。
行動しないことには結果は出ない。
行動して失敗しないことには何が正解か永遠に分からない。
行動しないことには新たな人間関係も生まれない。
未来から来た宇宙人なのに言っていることは普通です。
ごく普通の当り前の話になってしまいます。
真理というのは案外普通の当り前のことなのかも知れません。
人間として肉体を持って地球に生まれた以上行動するのが当たり前。
それは他の動物を見ればわかります。
ずっと椅子の上に座りっぱなしの動物なんていません。
動物はみんな行動的です。
ということで未だにすべては自分のなかにある、という言葉の真意がつかめません。
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