どんな状況でもすでにその中に含まれている意味というのはありません。すべての意味はあなたが与えています。ある状況が、自分にとっていいとか悪いとか教えられたことによって、あなたが勝手に意味を与えています。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある』87ページより引用させていただきました。
もう駄目だ!とか、もうこれしか方法はない!とか、何々が無いから自分には無理だ!とか。
いままでの経験に基づいて予測したり、社会一般の価値判断を基に判断するというのはありますね。
どっちにしてもそういう意味付けをしているのは他ならぬ自分です。
自分に起こったことの意味は自分で決めている。
そして大抵は事前にその意味は決まっている。
例えば電車に乗り遅れるのは悪いことだと。
ホームにいる自分、遠ざかる電車、ただそれだけという中立で見てみると
これからの人生で重要な人物(電車に乗り遅れたために偶然出会った友)に会うためだったという意味付けも可能になる。
自分には無理だ、自分は駄目だ、自分にそれはできない。
と意味づけた時、それはどこから来ているのか?
その根拠について考えるのもいいかもしれません。