他の人を変えようと思っても、他の人は変えられないということです。そして自分のまわりの世界を変えるための一番簡単な方法は、自分を変えることです。
すべての人はすべてのレベルで同時に存在しています。自分のやりたい方法、自分の持ちたい姿勢、態度ーーーそういうものも同時に進行しています。
自分自身の波動が上がったとき、相手のその波動の部分(自分と同じように高い波動の部分)としか交流出来なくなります。ラジオで局を選ぶように。
そうしてまわりが変わったように見えるのですが、実はあなたが変わったのです。
相手の人の違うレベルと自分の現在のレベルとが交流することになります。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる』90ページより引用させていただきました。
自分を変えると言っても分かりづらいので、波動を上げてレベル(水準、標準)を上げるという表現の方が分かりやすい気がします。
自分のレベルが上がれば当然それより低レベルの相手(の部分)は見えなくなります。
確かに見える世界が違ってきます。
世界そのものが同じでもその見えるレベルを上げると世界が違って見えます。
山から見下ろす景色は景色そのものに変化はないけど、高く登れば登るほど見える景色は変わってきます。高く登れば登るほど地上のものは小さく見えます。見えないほどに。
水の高さが上がれば上がるほど水位以下のものは見えなくなります。
波動が上がるという表現も分かりづらいですね。
ワクワクしている状態は波動の高い状態という記述もバシャール関連本にあった気がします。
肉体的感覚でとてもエネルギーに満ちていると言う感じなので、これは高い生命力の状態と言ってもいいのかもしれません。
波動を上げるとは生命力を上げることと言っても良いのではないでしょうか。
その方が分かりやすいと思います。
生命力レベルを上げてより生きることを肯定した状態になれば、生きることのレベルを上げれば、相手の生きることを否定するような状態レベルとは、疎遠になっていく気がします。
より生きていると言う感じ、それがワクワクなのかもしれません。
いずれにしても「相手の人の違うレベルと自分の現在のレベルとが交流することになる」というのがポイントのような気がします。
自分もそうだけど相手もいろんな並行現実に存在していて、そのいろんな並行現実内の相手のうちで、交流する相手もある程度限られてくるということでしょう。
自分が存在している並行現実のレベルを上げることで、同じレベルの並行現実の相手と交流出来るようになるということだと思います。