夢と、現実の分離というのは一見あるようにみえますけれど、これもまた幻想です。今、この瞬間あなたは夢を見ているのです。
夢の現実こそが、現実なのです。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる』40ページより引用させていただきました。
考え方としては、「時間や空間は確かにある」という夢を私たちは見ている、ということらしいです。
ほんとうは今ここしかないのに、夢を見ている私たちは、時間や空間が存在すると思っている。
時間の流れの中で物事が起こるという夢、空間は移動しなければならないという制限のかかった夢。
そんな夢を私たちは見ているようです。
ほんとうの現実では好きな時に好きな場所に行くことが出来る。
そして瞬時に行きたい所へ行ける。制限などまったくない状態がバシャールの言うほんとうの現実。
とはいうもののバシャールたちもこの制限のある夢に中で生きている。
なぜならバシャールたちでさえ瞬時に地球に来ることはできないし、バシャールたちでさえ時間にとらわれている。
私たちが夢の世界にいるので私たちとコンタクトするにはバシャールたちも夢の世界にやって来ないといけないということか?
いずれにしても私たちにとって大事なのはこの今暮らしている夢の世界です。
バシャールの言うほんとうの現実である夢の方ではなくて。
私たちはこの夢の世界で成功したいと思っている。
だから私たちの知りたいのはこの世界で自分の見たい夢を見る方法です。
結論から言えばこの世界が夢であっても夢の中にいるうちはこの夢の世界が私たちの唯一で大切な現実です。
この現実が夢であろうとなかろうと生きているあいだはこの夢の中で精一杯生きたい。
この夢の中で成功して充実した人生を送りたい。
なので現実が夢で夢が現実であろうがなかろうが関係ないとも言えます。
今を生きるだけです。