このように、人体は五つの元素とさらに、音と光で成り立っている小宇宙なのです。
以上を、ヨグマタ 相川圭子 (著)『ヒマラヤ大聖者のマインドフルネス』129ページより引用させていただきました。
この章に書いてあることを簡単にまとめてみます。
宇宙はもともと無だった。
しかし、神の意志により無の世界にまず「空」が現れた。
空にはすべてが含まれていた。
空から生じる波動によって「風」が現れた。
風の中からは「火」が、さらに「水」と「土」が現れた。
宇宙はこの五つの元素がバランスをとり成り立っている。
「土」はいわゆる肉体のこと。
「水」は人体で柔軟性に寄与している。水のエネルギーは感情と関係。
摂取した栄養や酸素は血液の循環によって全身をめぐる。
「火」は体に化学変化を起こす。
水によって運ばれた栄養や酸素は火により燃焼されエネルギーとなる。
「風」は吸った空気を全身に運ぶ。
風は運ぶ力。風は心と関係している。
「空」は、空間、隙間を表す。
五つの元素の間に隙間を保つことで、それぞれが自由に動いたり、引き寄せ合ったりのバランスを保てる。
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