心の本来の役割である「不足を補う」能力が、ときに嫉妬や執着などの欲望へと姿を変え、苦しみを生み出してしまうのです。 :『ヒマラヤ聖者のいまを生きる知恵』より

心の本来の役割である「不足を補う」能力が、ときに嫉妬や執着などの欲望へと姿を変え、苦しみを生み出してしまうのです。

以上を、ヨグマタ 相川圭子 (著)『ヒマラヤ聖者のいまを生きる知恵 (PHP文庫)』26ページより引用させていただきました。

以下書いてあることを簡単にまとめてみます。

心の本能的な働きのひとつが「不足を補う」。
知識や体験を記憶し、それらをもとに考えたり判断します。

心は便利なものを次から次へと発明し、不足のものを満たしながら文明を発達させてきた。

しかしその一方で心は、「あの人が持っているものを私は持っていない」と他人との違いにも目を光らせている。

まとめは以上です。

心は想像力と創造力に富んで素晴らしいものだけれど、その心を自らのエゴから他人との比較に使ってしまうと、ネガティブな感情に苦しむ場合がある。

不足を補うための想像力と創造力が、エゴが考える他人と比べた時の不足を補うために働きだすと、それが得られない時に人間に苦しみを生み出してしまう。

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