アミの言う「世界の暴君」とは まとめ

以下を、エンリケ・バリオス (著), さくら ももこ (イラスト), 石原 彰二 (翻訳)『アミ 3度めの約束―愛はすべてをこえて (徳間文庫)』80ページから95ページを参考にまとめさせていただきました。

世界の暴君アミの言うそのイメージとは

床まで届く赤いマント、黒ずくめ、冷たい表情で身の毛もよだつまなざし、白目の部分は真っ赤、青白い手には長い爪。そんなひどく痩せていて背の高い男性。

それは集団の無意識の中にあるイメージで
彼はすべてのひとの意識の奥底に住んでいる。

人の中にはすべてがある。
愛の神から悪魔まで。

暴君は暗闇の中から世界を操っている。
暴君は人々の中のもっとも暗いところから蝕んでいく。

権力を持つ人は特に狙われやすい。
知らないうちに暴君に支配されてしまう。

暴君の目的は世界の平和を妨げること。

暴君は暗闇の中でしか生きられない。
愛という光に当たると死んでしまう。

ひとは幸せなときには高い(振動の)エネルギーを発する。
暗闇にいる人は高い振動には耐えられない。

吸血鬼が太陽の光に耐えられないのと同じで、暴君は世界中が高いエネルギーに満たされると生きていけなくなる。

だから暴君は人々が不幸せでエネルギー振動が低い状態にいることを好む。

しかし暴君がのさばっていられるのは世界の王がやって来るまで。

だから暴君は世界の王がやって来るのを阻止しようする。

近ごろ美しいことがある一方で目をおおいたくなるようなことが起こるのは、急激に光が増えたために暗闇の陣営でもやっきになって抵抗しているから。

もともとは魂の中での戦争だったものが、世界の出来事となって表に現れてきたから。

世界の王とは、宇宙すべてを統治している王で、愛の神のこと。

愛が宇宙のすべてを統治しているのに悪がのさばっているのは、
私たち自身がそれを許しているからに他ならない。

神は一人ひとりの自由、人類の自由を尊重している。

暴君の使う武器のひとつが麻薬。
麻薬は人々や世界に一番暗い闇を、そして一番低いエネルギーや振動を生じさせる。

麻薬におかされると、ひとは知性が鈍り、感情が麻痺し、暴君に思うままに操られるようになる。周りの人がびっくりするような犯罪をはたらいたりする。

さらに暴君は、利己的な主義主張をもって、暴力や恥知らずな行為で戦わせるのも得意だ。
唯一自分の属している党派だけが重要であり、それだけを守るべきだと人々に思いこませる。

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