あのゲームは、頭をゆがませる危険性がある。あそこでは、たえまなくなにかを殺したり、壊したりしなくてはならない。それによって、彼の心の中に、人生の見方をひずませるようなあとをのこしていくんだよ。
以上を、エンリケ・バリオス (著), さくら ももこ (イラスト), 石原 彰二 (翻訳)『アミ 3度めの約束―愛はすべてをこえて (徳間文庫)』59ページより引用させていただきました。
人間の本質は繁栄していくことのはずなのに、なぜ人の多くはなにかを殺したりなにかを破壊することに惹かれるのでしょう?
ひとつの考え方として、代償行為として、実際にそう言う行為をするのを防ぐという考え方もあります。
あるいはゲームの世界と現実はまったく違うんだという考えもあります。
しかし現実はアナログです。いろんな人がいます。いろんなケースが存在します。
そして惨事というのは、滅多に起こらないから惨事なのです。
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