すべてあなたが想像できるものは、現実です。(中略)あなたが考えられるすべては現実です。そしてそれもただの意識の状態でしかありません。存在という状態です。自分の意識のある波動の一部です。
バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある (VOICE新書)』199ページより
バシャールの言うすべての想像は現実であるというのが今までピンと来なかったが、今日再びこの言葉に出会い、なんとなくわかった気がした。
特に「すべては現実です。そしてそれもただの意識の状態でしかありません」の部分だ。
たとえば私がアメリカ大統領になることを想像するのと実際にアメリカ大統領になることに本質的に違いがないというのは、こういうことだろう。
現実は夢であるとバシャールは言う。
夜見る夢の中で私がアメリカ大統領になることは可能だろう。
そして別の夜に見る夢の中で、自分がアメリカ大統領になることを「想像する」のも可能だろう。
ただ、この別の夜の夢の中で、想像しただけで自分がアメリカ大統領になった夢に変化させるのは難しい気がする。
夢を自由にコントロールする技術を持っていないと、アメリカ大統領になると想像した同じ夜の夢の中で実際にアメリカ大統領になるのは難しい気がする。
しかしいつか、別の日の夢の中で自分がアメリカ大統領になっている可能性は大きいだろうと思う。いつかそんな夢を見るだろう。
夜見る夢の中ではどんな現実でも見ることは可能だろう。
そういう意味では、想像も実際の夢も違いはない。
想像できるものはいつか夢として見ることが可能だろう。
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