毎日、毎日、あなたが物理的に、肉体的に感じているもの、まわりにあるものは、あなたの持っている観念を信じることによって生まれています。
バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある (VOICE新書)』175ページより
観念とはネットで調べてみると「あるものについていだく意識内容」というのがありました。
観念という言葉の意味はかなりとらえ難いものですが、今回調べて見つけたこの意味はかなり明確です。
日々私たちが物理的かつ肉体的に感じている回りにあるものは
自分が持っている、その対象について抱く意識内容を、信じることによって
生まれるとなると思います。
つまりこの現実を現実だと思えるのは
現実について抱く意識の内容を”信じて”いるからだ、となります。
この定義だと夢を現実だと信じれば現実になるととれます。
幻想もその中にいる間は現実ということでしょう。
それを現実だと”信じている”間は、それは実際に現実である。
いずれにしても、現実が存在するのは、意識があるからとなります。
意識のないところに現実も存在しない。
ということはきっと
現実と意識の関わり合いにおいて考えると
現実と意識は物理的には無関係であると見るごく普通の見方と
現実と意識は分かち難く密接に結びついていると見るスピリチュアルな見方に
別れるのかも知れません。
そして後者の見方は、バシャールの考えを借りると、意識が現実の中に点在するのではなく現実が意識の中にあるのだ、となるのでしょう。
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