もしあなたが毎日「こうなってほしい」「こうなってほしい」「こんなに思っているのになんでそうならないんだ」と思ってすごしているとしたら、あなたの波動、エネルギーは「こうなってほしい」という期待感そのものです。
現実創造のプロセスではあなたの波動、エネルギーが源に対して投影されますから、その期待感に満ちたエネルギーが投影されることになります。
すると、何度もお話ししているように、源は投影されたエネルギーをそっくりそのまま映しだしてくれるので、あなたは「こうなってほしい」という思いを抱くことになる反映を受けとり、体験します。
ですから、この現実創造のプロセスでは期待感を捨てる必要があるのです。
以上、ダリル・アンカ (著), 大空 夢湧子 (翻訳) 『BASHAR(バシャール) 2006 バシャールが語る魂のブループリント』P.66-67より引用させていただきました。
願望を実現するに当たっては、源にあなたが投影する波動、エネルギーの性質が、一番大切だということになります。
なぜなら、その波動、エネルギーを源が反映し現実として返してくるからです。
ネガティブな波動やエネルギーを源に投影してしまうと、当然、そのネガティブな波動、エネルギーを源は反映するので、体験する現実はネガティブなものとなります。
ここで、期待の波動やエネルギーってなんだろう?と考えてみると
それは、「~だったらいいな」とか「~になってほしい」という思いの波動、エネルギーです。
「~だったらいいな」=「現在は~ではないけど」
であり
「~になってほしい」=「いまは~ではないから」
つまり、期待の波動、エネルギーというのは
それが実現していない、ネガティブな波動、エネルギーなのです。
一見、ポジティブに思えるこの「~だったらいいな」とか「~になってほしい」という思いの波動、エネルギーは、実はネガティブなものなのです。
現実は内面を映す鏡なので、あなたが「~だったらいいな」とか「~になってほしい」と思っているあいだはずっと、「~だったらいいな」とか「~になってほしい」と思っている自分、という現実が鏡に映り続けます。
ただ
「~だったらいいな」とか「~になってほしい」が一瞬で終わり次のステップ、「もし~だったら」と、あたかもそれが実現したかのようにありありと感情を込めてイメージしてワクワクするなら、それは実現している、ポジティブな波動、エネルギーになると考えられます。
だからこの場合もポイントは自分がその瞬間にワクワクしているかどうかになると思います。
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