バシャールの研究:「現実創造回路」 – 現実創造のプロセスを知る まとめ

ダリル・アンカ (著), 大空 夢湧子 (翻訳) 『BASHAR(バシャール) 2006 バシャールが語る魂のブループリント』P.58-64に現実創造のプロセスについて詳しく書かれています。

以下簡単にまとめてみます。

大前提として、私たちはある現実を経験しているのではなく、「無条件の愛の中に存在している」という唯一、「本当の現実」を、自分のフィルターを通して経験しているに過ぎない。(私たちが現実だと思っているのは、現実の経験に過ぎない。本当の現実とは無条件の愛の波動。いわゆる現実とはパーソナリティというフィルターを通した無条件の愛の波動の経験に過ぎない。)

パーソナリティの三つの構成要素(プリズムの三つの側面)

  1. 観念と定義
  2. 感情と思考
  3. ふるまい(行動と反応)

上の3要素を辺とした三角形の頂点が接している内側の円が
「魂の青写真」=自分本来の固有の波動。

さらに外側にある大きな円が、

大いなる源=ワンネス(ひとつのもの)=大いなるすべて=創造

 

1.「創造」 – 源からエネルギーが送られてくる

大いなる源から「魂の青写真」をサポートする創造的なエネルギー、純粋な光が送られてくる。これが「創造」と呼ばれるもの。

この創造の光の波動は、「魂の青写真」を通り、パーソナリティの三つの側面というフィルターにかけられる。観念の波動が活性化→感情や思考が活性化→行動やふるまいが活性化

観念と感情と行動の波動の組み合わせによって、そのときのパーソナリティ固有の波動がつくられる。

2.「投影」 – 源へエネルギーを返す

その固有の波動は源へと投影して返される。このとき自分が持っている観念、感情、行動が「魂の青写真」とどのくらい同じ方向を向いているか、その組み合わせにより、どんなエネルギーが出るかが決まる。

3.「反映」 – 源から「現実の経験」として戻ってくる

送りだされた固有の波動に基づいた反映が源から戻ってくる。その反映とは、自分が投影したエネルギーやアイデアを、現実の中で経験できる形で、鏡のように映しだして戻してくれたもの。これが現実の経験となる。

源は無条件の愛を持っているので、完璧な鏡となって、投影したものをそっくりそのままパーソナリティの構造に反映して戻してくれる。

ただ、源からエネルギーが反映されるとき、パーソナリティの構造に直接反映されるのではなく、まずはその外側にある「魂の青写真」に映しだされる。
まず最初に外側にある「魂の青写真」が受けとり、そのあとでこの中にあるパーソナリティが受けとる。(同書P.62-63)

だからその時に、「魂の青写真」とパーソナリティがどのくらい同じ方向を向いているのかがわかる。具体的には、同じ方向を向いていると、ワクワクや喜びを感じ、ずれていると痛みや怖れなどを感じる。

4.「経験」 – 「経験」という形で源に送る

さらにそのエネルギーは「経験」として再び源に向かって送られる。経験したことが源にフィードバックされる。源は全体のエネルギーに、個々人の経験を観察しそれを加える。

以上でひとつの回路が完了し、回り続ける。

それぞれの経験を全体のエネルギーに加えた源は、個々の「魂の青写真」やその人の本質の部分に向かって、再び純粋な光を送り返してくれる。(同書P.64)

(以下同書P64より引用)

「そこで、あなたの選択になります。

『受けとった反映=経験』を生みだした観念を強化して送りだすのか、それとも、異なった反映を受けとることができるよう、観念を変えて、異なった波動を送りだすのか。
あなたの選択次第なのです。」

……ということは、具体的に私たちが選択できる段階は

2.「投影」 – 源へエネルギーを返す段階ですね。

このときの観念、感情、行動と「魂の青写真」の方向の違いによって
どんなエネルギーが出るか決まる。

そして

ワクワクする気持ち、情熱の波動、平和で穏やかな感覚こそ、本来のあなた自身の波動であり、「魂の青写真」の波動。そして、「大いなるすべて」と調和のとれているあなた固有の波動です。

ということですね。

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