バシャールを読書する : 本当は生まれた時の権利として、ずっと喜び、楽しんで過ごすことができるのです。 by バシャール

あなた方の社会では、喜びというのは勝ち取らなければならないと思っていますけれど、本当は生まれた時の権利として、ずっと喜び、楽しんで過ごすことができるのです。

以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.48より引用させていただきました。

ずっと喜んでそして楽しんで過ごすことができる生まれながらの権利があると言われてもピンときませんが……。(^-^;

じゃあどうやってその権利を行使したらいいの?って感じですね。

勝ち取る喜びというのは、他人と比較する喜び、他人に打ち勝つ喜びということでしょうね。

ある意味、優越感と勝利感を得るために人間は生きていると言っても過言ではないので、確かに世の中は、喜びは勝ち取るべきだという価値観で動いていると思います。

自分と他人を比較して自分が勝っていると思うのがイコール喜びなのでしょう。
人より多くのものを持っている、人よりよい地位にいる、人より強い権力を持っている等々、人は他人より優れている自分に喜びを感じます。

ただこれもバシャール的に言えば、数あるい意味づけの内の一つに過ぎません。
本来すべてが中立であり元々決まった意味などないと分かれば、必ずしも他人との比較や他人との勝負に喜びを見い出さなくても良いことになります。

つまりここで言う権利とは、すべては中立であるが故に、自分には意味づけを自由に行なえる権利があるという意味での権利だと思われます。

何が起ころうとそれに肯定的な意味づけを与えれば、そこから何かしら喜びを得ることができるのでしょう。

MIL17032

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