起きている状況にはなにも意味がない、ということを思い出して、まったく初めて、その状況に出会ったと考えてみてください。
特定の意味を与えないでください。
そして、次に、その状況の中のすべての要素に、あなたが与えたい意味を与えてください。
もし、なにも思いつかないのなら「私は肯定的な人間だから、ここに起きているものも、きっとすべて、肯定的な意味があって起きているに違いない」と考えるのもいいでしょう。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈6〉ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる。 (VOICE新書)』P.50より引用させていただきました。
よくありがとうの魔法と言って、心がこもっていなくても、ありがとうさえ繰り返していれば、よい結果が得られるというそういうやり方が世間にはあります。
たしかにそれはある面では真実でしょう。
しかし、条件があります。
その行為を素直にまったく肯定的に行えたときです。
そういうときは、ありがとうの魔法は効きますが、どこか心の奥底に否定的な思いを抱えたまま、ただありがとうを繰り返すのは、そもそもその行為自体が続かないでしょうね。わたしがそうでした。
わたしには、このバシャールの言う、すべては中立なんだから、与える意味によってその結果が変わってくる。肯定的に見れば肯定的な結果を得られるんだよ。との考えの方が、素直に自分の中に入ってきて、素直に実行ができました。
そして、物事を肯定的に見て、肯定的な結果を得たのなら、自然と感謝の気持ちが湧いてきたのです。
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