「足りない、欠乏している」というところから出発するのをやめ、コントロールを手放すと、実際すべての人がもっと豊かになるのです。
この惑星のほとんどの経済制度が、「全員に行き渡るのには不十分である」というコンセプトをもとにつくられています。
ですから、いまの制度を存続させていくためには「全員に行き渡るには不十分である」、そして「世の中には豊かな人と貧しい人がいる」という考え方を常に強化し、維持していかなければなりません。
以上、本田 健 (著), ダリル・アンカ (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳) 『未来は、えらべる! バシャール 本田健』P.186より引用させていただきました。
限りある資源だからこそ、利益を独占し、富と権力を手にすることができる。
そして、富と権力を手にすることができなかった者は、負け犬となり、貧しくなり、生きる気力も失う。
足りない、欠乏している、それらの情報を信じているから、みんなは消費活動を行い、それに一時的な満足と優越感を覚える。
原子力、限りある地球資源、地球にやさしい、エコ、リサイクル、カーボンオフセット……そして、戦争。
これらはみんな、「足りない欠乏している」との思いから生まれた。
電力の欠乏、資源の欠乏、酸素の欠乏、物資の欠乏などなど……ということでしょうか。
「足りない、欠乏している」という地点からのスタートを止めると、そして、人や物をコントロールしなくてはならないという考えを手放すと、すべての人がもっと豊かになる。
みなさんひとりひとりが、「限りなく豊かで、必要なものをすべて持って」いて、「宇宙が全員を、無限に、等しく支えてくれている」ことに気づけば、このような違いはなくなるとのこと。
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