バシャールは語る、ワクワクはおとぎ話のように実現していく、この世に偶然はない。 ワクワクの糸をたどっていくと、必ず次のワクワクが出てくる。 あなたはただ「それが起こるのをゆるしてあげればいい」。

以下、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈6〉ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる。 (VOICE新書)』P.26-33を参考にさせていただきました。

大きな家を持つのがワクワクする男がいる

大きな家を持ちたいが、その為には何十年も働いてお金を貯めなくては
そう思うと、気持ちはしぼんでいく……

しかし、ワクワクを手に入れるためには、仕事を探しに出かける
なぜならお金を貯めなくてはならないから

そんなとき向こうから友達が歩いてくる
その男は、仕事を探しにいくよりその友達と昼食にいくほうがワクワクすると感じる

でも、その男は、友達と食事に行くと、仕事を見つけることができなくなり、お金が貯まらない、そして家も買えないと思う

その友達は、一番ワクワクすること(家を手に入れること)が、今出来ないなら、二番目にワクワクする僕との食事に行こうよ、と誘う

楽しい食事で時間のたつのを忘れた男は、仕事の面接に行くのが間に合わないことに気づく。面接を忘れた → 仕事がない → お金が貯まらない → 家も買えない。男はそう考える。

しかし、友達はこう言った。
ワクワクする気持ちは、糸のようにつながっていて、一番ワクワクすることに対して何をして良いかわからないときでも、その次にワクワクすることをしていれば、ワクワクはつながっていく、と。

男は、「そんなのまるでおとぎ話じゃないか!現実はそんなふうには動いていないよ」と切り返す。

そこにまた知り合いが来て、テーブルに加わる。
男は「丘の上の素晴らしい家を知っているが、あの家のような素晴らしい家を手に入れたいんだ 」と話を続ける。

その3番目の友達は
「なんという偶然なんだ!僕があの家の住人なんだ。そしてちょうどその家の面倒を見てくれる人を探していたところなんだ。」

偶然とは、英語で Co-Incidence
Coは共同、Incidenceは状況、すなわち偶然とは共同で創った状況。

この世に偶然はありません。
ワクワクの糸をたどっていくと、必ず次のワクワクが出てくる。

あなたはただ「それが起こるのをゆるしてあげればいい

そして、あなたがすることは、ただひとつ。

毎瞬、毎瞬、自分ができる範囲で、一番ワクワクすることの糸をたぐることです。
しかも「統一性をもって」。

なぜなら、本当のワクワクからくる行動と、なにかを恐れ、今の状況から逃げたくて起こす行動とでは、微妙に違うから。

これを実践するには、「子供のような無邪気さと本当の正直さ」が必要。

心配とワクワクする気持ちは、同じエネルギー。
自分の真実の部分を疑うとき、心配になる。
統一性を持って、無条件の信頼をしているとき、ワクワクを感じるエネルギーとなる。

このようにして遊ぶとき、遊びはパワーとなる。
このようなパワーは、本当の意味で遊びとなる。
これが「完全な自由」です。

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