あなたのまわりの世界は、あなたの意識の波動が映し出されたものです。ですから、もしあなたが存在していなければ、あなたのまわりの世界も存在しないのです。
(中略)
地球上の多くの人は、鏡に映っているもの、投影されているものが現実であると考えるよう教えられていますから、現実を変えたいとき、自分自身を変えるのではなく、鏡に映し出されたもの、投影されたものを変えようとしてしまいます。
以上、須藤 元気/ダリル アンカ (著), 須藤 元気/尾辻 かおる (編集), 大空 夢湧子 (翻訳) 『バシャール スドウゲンキ』P.33-34より引用させていただきました。
わたしたちは存在している、そして存在しているものは無にはならない……とバシャールが言っていることからするに、この「あなたが存在していなければ」というのは、死を意味するものではないと思われます。
もし存在が死によって無になってしまうなら、その途端にまわりの世界もなくなってしまうことになります。実際に人が亡くなったからと言ってもそのまわりの世界はなくなっていません。
(もちろん常識的に考えて、死は無になることだと考えるなら、誰かが亡くなったときに、その人の世界も相対的に考えると消滅したと言えなくもありません。)
物理的な現実は鏡であり、どんな波動でも現実は鏡のように映し出してくれる。
物理的な現実は、外側にあるのではなく、意識の内側にあり、それが外に映っているだけ。
この物質的な現実は鏡に映った投影にすぎないので、自分自身を変えないかぎり物理的な現実はけっして変わらない……となりますね。
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