さて、今日目にしたバシャールの言葉
戦争によって自分の怖れに心底あきあきし、そして、その怖れに本気で向き合えば戦争はなくなる。
戦争をすること自体が、どうすればもう戦争を起こさないですむかということを学ぶための経験。
地球は文字どおり、ふたつの別々の惑星となる。
人間が世界を変えるのではなく、人間の波動がどちらの地球に行くかを決める。
自分自身を変えることによって、すでに存在している、自分が好む波動の世界にシフトしていく……
ということなんですが
簡単に言うと、自分が変わるだけで世界から戦争が無くなる!と言えますよね?
あるいは、この理解自体が間違っていますかね。
自分の波動を変えることで、戦争が存在しないパラレルワールドにシフトしていくのなら、自分を中心に考えると、自分が変わったことによって世界から戦争が無くなった、と見えるはずです。
でも、「はいそうですか」と素直に信じることができない私がいます。
もしそんなことがあり得るのなら、自分の波動を変えることだけで、億万長者になった自分がいるパラレルワールドやスーパースターになったパラレルワールド、その他どんなパラレルワールドへもシフトしていける気がします。
だって、世界から戦争が消えるより私が億万長者になる方が”確率的には”簡単に思えるからです。
バシャールはああいうが、いまの私は、到底そうは思えない……で、ここで思考停止です。
じゃあバシャールの言うことが間違っているのか?
いや、正しいと仮定してみよう。
だとすると……
私の理解が足りないということになる。
そもそも、バシャールによるとこの現実は夢である。
さらに、映画のフィルムの一コマ一コマのように、もうすでにすべてのシーンは存在している。
私達に出来るのは、どの一コマに意識をシフトしていくかだけだ。
みなさんの意識は、今夢を見ているだけなのです。この物理的な世界は夢ではないというかも知れませんが、それは夢とは違うと自分の中で定義づけしているからにすぎません。 : バシャールの学校
フィルムの一コマの中の人は動いてはいません。みなさんは、「このコマを順番に見て、映画の中ではみんな動いているかのように見よう、そういう幻想をつくろう」と同意をしているのです。 : バシャール ゴールド
そう考えると、すでに存在している戦争の存在しない一コマ一コマへ、自らの意識をシフトしていけばいいだけだと思える。
しかし経験上、この現実という夢の中では、意識をシフトしていく時に、制限がある。
北海道にいる自分から、次の瞬間に、沖縄にいる自分へと意識をシフトすることは、私はできない。やったことはない。
隣りの部屋へのテレポートさえ出来ない。
でも隣の部屋へは歩いて行けば行ける。
でもどう考えても私が変わるだけで世界から戦争が消えるとは思えない。
つまり、戦争が存在しない地球(パラレルワールド)へのテレポートは、いまのところ、私には出来ない。
じゃあどう考えれば良いのか?
常識的に考えて得るひとつの答えは、確率の問題だ。
自分が戦争のないパラレルワールドへとシフトして行くんだと信じた方が、信じないより、地球が戦争のない世界になる確率は確実に高いだろうということだ。
正確には、戦争が無くなる確率自体はそんなに高くないかもしれないが、戦争が無くなると信じていたほうが、信じていないより、戦争が無くなる確率は絶対的に高いだろうと予想できる。
この場合の信じるとは、信じたように行動するということだ。
世界から戦争が無くなると信じた行動をするということだ。
さて次に、文字通り戦争の無い地球と戦争がある地球のふたつが存在していたとしたら……。
でも、このふたつの地球が本当に存在していたとしても、それが片一方の地球から確認できなければ、片一方は存在しないのと同じになってしまう。
そう!バシャールによると現在でさえ、パラレルワールドは存在しており、そこにはちょっとだけ違う自分が暮らしているという。それが事実だとして、どうやってそれを知る?知ることができないのなら、地球人の基準からすると、存在しないのと同じだ。
最後に、バシャールは想像できることはすべて存在しているとも言っている。
だとすれば、たとえば今後この地球から戦争が無くなった時に、戦争のある地球も想像できるので、戦争の無い地球に居つつも、戦争のある地球も(想像できるので)存在している、と言えることになり、目出度く、パラレルワールドは存在すると、言えるのかも知れない。
どんな人生でも、自分がイメージできるものはすべて、並行する「あなたの人生」として存在しているのです。なぜならば、存在していないものを想像することはできないからです。 by バシャール
みなさんの意識がほんの少しでも変化するたびに、みなさんはそれまでの地球とは文字どおりまったく異なった地球にいることになります。 : バシャールを生きる