ときに、非常に強い力を持った観念は無意識の世界にあるので、みなさんはそれを持っているということさえ気づかないことがあります。
では、そんなとき、どうすればそれを変えることができるでしょうか。物理的な現実というのは、まさにこのために、贈り物として存在しています。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 北村麻紀 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック7―ワクワクとは、あなたの魂に打たれた刻印である (VOICE新書)』P.24より引用させていただきました。
観念が感情を生み出し、感情が思考パターンを生み出し、思考パターンが現実を創っていく。
現実が造ろうとしている家であるなら、観念はその設計図。感情は大工さんで、思考パターンは建築材料です。
一度造った家が気に入らないのなら、次に造る家は気に入った家を造りたいものです。
でももし、その設計図を無くしてしまっていたら、実際に出来あった家を元にまず設計図を復元し、それを修正して新しい設計図を書いて、それを元に新しい家を建てるでしょう。
あるいは、出来上がった家を見て、おかしいなこんな家を造るつもりはなかったのに……
と設計図を確認してみると、実は知らないうちに別の設計図を元に、家を造ってしまっていた。
本当の設計図ではなく別の設計図を元に家を造ってしまったのを、完成した家を見て気がついた。
そう言うことなのかもしれません。
もともとの本来の設計図は、ちゃんとしたものだったのに、時間と共に変化してしまい、その変化した設計図を元に造った家は、街並みに合わなくなってしまった。
だから設計図を街並みに合うものに変更して、それを元にリフォームする。
そうすれば、街全体として完璧なものになる。