みなさんが体験している時間、過去・現在・未来というものは、この「今」を異なった観点から体験しているにすぎません。
ですから、体験を変えるということは、「今」をどのように体験するか、その見方を変えるということです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 北村麻紀 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック7―ワクワクとは、あなたの魂に打たれた刻印である (VOICE新書)』P.17より引用させていただきました。
ここまでを以下にまとめてみます。
「すべてはひとつである」
ジグソーパズルの絵をうまくまとめる唯一の方法は、ひとつひとつのかけらがユニークな、個性をもった状態にあることを許してあげること。
すべてのかけらが生まれたままの状態を保たれることによって、同じひとつの現実が生まれてくる。
過去・現在・未来、そして、すべての次元、すべての場所における現実は、今、この瞬間に同時に存在している。
全ての体験しうる経験が、今この瞬間に同時に存在している。
人間は観念を持っているため、ひとつの側面をひとつの観点からしか見ることができない。
体験することもできない。
でも、すべての体験が「ひとつ」に畳み込まれている。
ラジオもテレビも、すべての周波数は同時に進行している。
しかし、その瞬間にチューニングした周波数しか体験できない。
すべての現実、すべての体験は、「今、ここ」だけです。
……ということで、体験を変えるすなわち現実を変えるには、「今」に対する見方をそれまでと変えるってことですね。
現実というラジオやテレビのチューニングを変える方法は、今観ているテレビまたはラジオに対する見方を変える、意味付けを変えるってことですね。