すべてみなさんの中にあるのです。物理的な現実は、みなさんが真実だと信じているものの産物です。自分がこれが真実であると思っている、もっとも強い思考、観念、感情が外に映し出されているのです。 : バシャールの学校

自分の外に何かがあるのではありません。
すべてみなさんの中にあるのです。
物理的な現実は、みなさんが真実だと信じているものの産物です。
それ以上でも、それ以下でもありません。
自分がこれが真実であると思っている、もっとも強い思考、観念、感情が外に映し出されているのです。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 北村麻紀 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック7―ワクワクとは、あなたの魂に打たれた刻印である (VOICE新書)』P.23より引用させていただきました。

自分が死んだらこの現実は相対的には無くなってしまうわけですから、そう言うことから考えると、すべてが自分の中にあるとは言えますね。(自分が死んで無くなるものは全て自分の中に存在すると考えて良い。自分の死後も現実が存在しているかどうかは確認のしようがない。)

でも、論理的に考えて、自分が死んで自分の現実が無くなったとしても、他人の現実は依然としてそこに存在しているだろうという推測は成り立ちます。

おそらく、私がいまここで自分の命を絶っても、このブログを読んでいる人の現実は消えないと思います。

なぜそう思えるのか?

世間に自殺者のニュースは数あるが、私の現実は、消えておらず、こうしてちゃんと存在しているからです。
毎日多くの人が全世界で寿命などで命を失っているとは思いますが、その人以外の現実は、ちゃんとその後も存在しています。

すべてが自分の中にあって、外には何もないのなら、誰かの死は他のみんなの死でもあるはずですが、そうはなっていない……。
それが現実です。

つまりこの現実とはそういう性質をもった世界だということです。

この現実の全ては自分の中にあるのだけれど、自分の現実が消滅しても、他の人の現実は無くならない。
それぞれに独立した現実をみんながその中に持っているということですね。

で、私も含めて、みんなが一番関心を持つのは、自分の望む現実にするにはどうしたらいいか?です。

その答えが、「自分がこれが真実であると思っている、もっとも強い思考、観念、感情が外に映し出されているのです」にあります。

望む現実を構成する思考、観念、そして望む現実にいる感情を真実であると思えるかどうか。
どうやったら一番強くそれを信じることができるか。

これはおそらく、もしそこにあるスプーンを超能力で曲げようと思うなら、無意識の部分を含めて自分の全意識で、スプーンは思うだけで曲げることができると信じる必要があるんでしょうね。これはかなり難しいことだろうし、だったらそのスプーンを手に取って力で曲げた方が簡単だし確実です。

何を信じるかによって信じることのできる程度には差がありそうです。
そのへんはバランスと言うことなんでしょうね。

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