植物を観察して、それが静止していると感じることができるなら、あなた自身も自然に静止するようになります。あなたは、とても深いレベルで、植物と一つになったのです。じっと動かずに、なにかを観察することによって、対象と一つになったと感じます。自分が万物と一つになったと感じること、それが本当の「愛」なのです。
以上を、エックハルト トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.19より引用させていただきました。
自分が万物と一つになったと感じること、それが本当の「愛」
とのことです。
となると、万物ではなく、なにか特定のひとつと一つになったと感じることは、ただの「愛」のようです。
本当の「愛」の中には、ただの「愛」も、あるのでしょう。
植物が静止していると”感じる”ことができるなら、あなた自身も静止するようになるというのは、「与えるものを受け取る」の法則に則って、まず自分が静止の波動を植物に与えるので、植物から静止の波動を受け取って、自分自身も静止するのだと考えられます。
”感じる”とは波動を共鳴させることだと思われます。
共鳴することと、愛することと、与えることは、これらすべてイコールで結ばれるのでしょう。
さらにこれらに、ひとつになること、というのも加えられるのでしょう。
ということでおそらく
愛とは、与えること、共鳴すること、感じること、ひとつになること……
なんでしょうね。
なにかと一つになるというただの愛が、すべてのものと一つとなった時、それが本当の愛であり、無条件の愛と呼ばれるのでしょう。
バシャールのこんな言葉もあります。
これはシンプルな物理学です。 複雑な、神秘的な話ではありません。 「自分が与える波動に共鳴する現実を受けとる」 それだけのことなのです。 by バシャール