時間と空間、そして空間の中の位置も周波数によって決まります。物体をBという場所に移したとき、Aにあったときと比べ、その物体は「ほとんど」同じ固有振動数をもってはいます。ただ、この「ほとんど」というところが鍵です。:バシャールの学校

時間と空間、そして空間の中の位置も周波数によって決まります。
(中略)
物体をBという場所に移したとき、Aにあったときと比べ、その物体は「ほとんど」同じ固有振動数をもってはいます。
ただ、この「ほとんど」というところが鍵なのです。

なぜなら、ほんの少しだけ振動数が変わるからです。
位置的な波動が、ほんの少し変わるのです。
その小さな違いによって、その物体をまったく異なる物体であると把握することができます。
(中略)
位置Aにある物体と位置Bにある物体が、まったく異なる物体になるわけです。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック6―ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる (VOICE新書)』P.223より引用させていただきました。

位置と言う概念は、単に物体が存在する場所ではなく、物体そのものが持つ、ひとつの不可欠な性質であるそうです。

と言うことは、時間と言う概念も、単に物体の時間的な位置ではなく、物体そのものが持つ、ひとつの不可欠な性質と言うことでしょうね。

これはアニメーションの例えを使えば分かりやすいんでしょうね。

リンゴを手に取るアニメーションがあった場合、このリンゴは時間と共に位置が変わります。
そうでないとアニメーションになりません。

具体的には、ちょっとずつ時間と位置が違うリンゴを初めから描くことになります。
それを何十回も何百回も繰り返します。

この場合、アニメーションとして再生されたリンゴは同じひとつのリンゴと言うことになりますが、実際はすべて微妙に違うリンゴです。だってすべて無から描き直していますから。

ほんの少しだけ違うリンゴがアニメーションとして再生されて、誰かが見る時には、同じリンゴとして認識されます。

そしれこれらのリンゴは、ゼロから描き直したという点では、まったく異なるリンゴです。

ほんの少し振動数が変わるだけで、まったく異なる物体になってしまう。
同じ固有振動数を持ちつつも、まったく異なる物体になってしまう。

タイトルとURLをコピーしました