一番最初に理解して欲しいのは、あなたが他の人の人生の責任を取ることはできない、ということです。
一番簡単にできるのは、その人達のために「自分の」責任を取ることです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック3―ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ (VOICE新書)』P.173より引用させていただきました。
以下、ここまでをまとめてみます。
様々な障害に苦しんでいる人のために祈るのだが、その人達のことを思うと自分も暗くなってしまう、と質問者。
まず、最初に相手を弱い存在と見ないでくださいとバシャール。
慈悲をかけると、その人自身の今の状態をより強調することになる。
二番目に、すべての個人は自分の現実を選択している。
その人達に何かを提案することは出来るが、変化を押し付けることはできない。
相手が罠にはまったみたいに見ないで、自分でそれらを抜けていく力を持っているのだと見る。
そして、そう完全に信頼してあげる。
そして、その人達がなりたい本来の姿に、あなた自身がモデルとなってあげて輝くこと。