すべてあなたが想像できるものは、現実です。あなたが想像できるものもすべて現実ですし、あなたが想像してしまうものもすべて現実なのです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある (VOICE新書)』P.198-199より引用させていただきました。
考えられるすべては現実で、ただの意識の状態でしかないとバシャールは言います。
つまり、現実は幻想であるということですね。
あるいは、すべては一種の幻想である、とも言えるのでしょう。
同書P.199にはこうあります。
あなたが考えられるすべては現実です。そしてそれもただの意識の状態でしかありません。存在という状態です。自分の意識のある波動の一部です。
なので、同じく同書P.199
あなたが魂であるときには、自分で考えたものが時間の遅れなく、すぐ現実になります。あなたが死ぬとすぐに、自分が死んだ時持っていた観念がそのまま現実となって現れてしまいます。
となるのでしょう。
想像できるものが現実であるならば、当然次のような思考が浮かんでくると思います。
目の前の机に何億円もの大金を想像すれば、そこにその大金が現れてもいいのではないか!
だって、それも現実なんだから。
となると思いますが、みなさんご存じのとおり、想像だけで何かを出現させたという話は、公式的には、聞いたことがありません。私もそれは今のところできません。
でも、バシャールの話からすると、目の前の机の上に何億円もの大金が積まれているのが現実の自分が、いまここのどこかに実際に存在しているはずです。
じゃあなぜそのパラレルワールドに自分の意識をシフトすることができないのか?
それはきっとそれがみんなで決めたここのルールだからでしょう。
みんなでプレイしているオンラインゲームを、裏ワザを使って一瞬のうちにクリアが可能だとしても、それをやってしまえば、ゲームを楽しむことが不可能になってしまいます。
一瞬でクリアできるオンラインゲームなんて、誰もやりたいと思わないでしょう。