そういう人達を病気やハンディキャップと見るのは、社会的な見方だということも覚えておいてください。多くの個人は前世から他の人への奉仕のために、もしくは自分がなにかを学ぶためにそういったことを選んで生まれてきています。
以上、Darryl Anka (著), 関野 直行 (翻訳) 『バシャールペーパーバック〈3〉ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ。 (VOICE新書)』P.213より引用させていただきました。
まず、そういう人たちに同情したり、憐れみを持つことは、その人達を助けていることにはならず、否定的な部分を強調して押しつけていることになるそうです。
「こんな制限のキツイ人生を自分で選択してきたなんて、あなたはなんて強い人なんでしょう」(同書P.213)という見方をしてはどうでしょうとのことです。
というのは、そういうやり方でないといけないと言う訳ではないのですが、三回生まれ変わってやることを一回の人生で学んでしまおうと思ったりもするからだそうです。
そして同時に、他の人に奉仕も行なっています。
「人間とは本来どういう存在なのか」ということに、他の人を触れさせる奉仕です。
人によって、前世ではひどいことをやってしまったので、次の人生ではこのくらい制限をもって生まれなければ清算出来ないという観念を持って生まれてくる場合もあるそうです。
社会は否定的なものに対していろいろな考えを持っているので、肯定的なやり方で学べるということを知らないで生まれてきている場合や、生まれ変わりを非常に無意識に行なってしまう場合もあるそうです。その場合、そのとき持っていた観念をそのまま次の人生に持ち込んでしまうのだそうです。
「彼らをサポートする一番いいやり方は、まずあなた自身が、その人の中に完全なものを見出してあげることです」(同書P.215)
生まれ変わりはすべて自分の選択であり、意識的な選択も、無意識の選択もある。
現実はすべて自分が選択して創りあげている。
喜びから選択するときもあるし、怖れから選択するときもある。
でも、すべては自分の反映……。
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