否定的なものというのは、簡単にいうと、なにか物を分離するもの、区別するもの。そういうエネルギーです。そして抵抗が起きるようなものです。
肯定的なものというのは、ひとつに融合するもの、統合するもの、自分自身の統一性と、自分の真実がそのまま出るものをいいます。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.143より引用させていただきました。
バシャールは肯定的なもの否定的なものに善悪とか良い悪いはないと言いますが、自分自身の統一性と、自分の真実がそのまま出た方が、断然良い気がします。
でも、自分自身の統一性と自分の真実が100%出てしまったら、あっという間にすべてをやり尽くしてしまい暇になってしまうんでしょうね。他に何もやることがないですから。
抵抗があるからこそ、それを味わう喜びや、そこから別の何かを生み出す喜びとかが、生まれてくるんでしょうね。
つまりはバランス、つまりは調和ってことなんでしょう。
否定的なことをさらに否定することは、バランスや調和を崩すことになるのでしょう。
でも、だとすると、肯定的なことをさらに肯定するのも、バランスや調和を崩すことになるのでしょうか?
おそらくこれは、本来の自分で在ることが、バランスや調和のとれた状態ということでしょうね。
だから、否定的なことをさらに否定すると、本来の自分から離れていき、肯定的なことを肯定していると、本来の自分へと近づいていく、大いなるすべての波動と調和していく、とそういうことなのでしょう。
コメント