みなさんは物理的な現実の中に存在しているのではありません。
みなさん自身が物理的な現実です。
意識体であるみなさんのひとつの表現方法が、この物理的な現実なのです。
以上、ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャールゴールド』P.176より引用させていただきました。
私たちはオンラインゲームの中には存在していない。
私たちが好んでオンラインゲームの中にいるのだ。
そして、私たちはいろんなオンラインゲームをすることができる。
バシャールの言う現実をオンラインゲームにたとえると以上のようになると思います。
私たちはオンラインゲームの中で”生きる”ことができるが、私たちそのものが、オンラインゲームの中に存在しているわけではない。
オンラインゲームの中では、みんなが集合的に決めたルールにしばられる。
その以前に、生きている世界の基本的なルールは、この実際の現実と同じだ。
世界には重力があり、人は人の形をしており、そして人としての機能を持っており、物体を通り抜けることはできず、空を飛ぶことはできない……などなど。
この世界で他者とコミュニケートする場合、自分のPC内で生成された他者(アバターなど)とコミュニケーションを行なう。
自分のPCの電源を落とせば、世界のすべてとすべての人が、一瞬にして消えるが、かと言ってそれらがなくなったわけではなく、依然としてちゃんと存在している。
オンラインゲームは、ほんとうは自由につくることができるので、ほんとうは何にでもなれるし、どんな世界にも行けるのだ。
たとえば、時間が逆に流れる世界で、人間とはまったくかけ離れた、しかし、知的な存在として生きることもできる。
だが、この世の真実。
この世界はオンラインゲームだったのか!と知ったとしても、このオンラインゲームをクリアするのには、あまり役には立たないだろう。
なぜなら、このオンラインゲームをプレイしている間は、このオンラインゲームが自分の世界のすべてだからだ。
コメント