まず最初に理解してほしいのは、自然な状態でいるとき、みなさんは単なる意識のエネルギーだということです。
ですから、みなさんがふだんの生活で使うもの、起こす行動、それらはすべて単にみなさんの意識の状態を象徴しているもの、シンボルなのです。比喩、たとえとも言えますね。
以上、ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャールゴールド』P.24より引用させていただきました。
バシャールの最初に理解してほしいことが、私たちにとっては、かなり理解し難いことです。
私たちは、単なる意識のエネルギーだそうです。
じゃあ自然でいるときは、そうであったとして、自然でないときにはどういう形態になるのでしょう?
疑問が湧きます。
バシャールの言うことを総合的に考えるに、おそらく、すべては意識で出来ている。
意識だけが唯一のリアル。意識だけが現実と言えるもの。
その意識が振動することによってエネルギーが生み出される。
となると、私たちの本質とは、意識の振動、意識のバイブレーションなのでしょうか。
唯一の意識が海だとしたら、海に立つ細波のひとつひとつが、私たちなのでしょうか?
そんな私たちが、生活で使うものとは、あるいは起こす行動とは、どんな意味をもっているのでしょう。
意識のエネルギーが生活で使うとは、意識のエネルギーが起こす行動とは、 どういうことなのか。
いやすでに、このいま生きている現実で、意識のエネルギーが生活でいろんなものを使っており、意識のエネルギーが行動を起こしているということになります。(そしてそれらは象徴にすぎない)
その例は具体的にここに存在しているのです。
極論すると、”もの”も行動も意識の状態の象徴に過ぎないとなります。
つまり現実は幻想である、となりますね。
あるいは、現実は夢であると言ってもいい。
なぜなら夢はすべて意識の織りなす象徴から成り立っているからです。
実は現実と夢のあいだにそれほどの違いはない。
ちょっとした(集合意識が行なう意味づけからくる)ルールの違いがあるに過ぎない、となるのかもしれません。
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