そうです。「足りない、欠乏している」というところから出発するのをやめ、コントロールを手放すと、実際すべての人がもっと豊かになるのです。
この惑星のほとんどの経済制度が、「全員に行き渡るのには不十分である」というコンセプトをもとにしてつくられています。
ですから、いまの制度を存続させていくためには「全員に行き渡るには不十分である」、そして「世の中には豊かな人と貧しい人がいる」という考え方を常に強化し、維持していかなければなりません。しかし、みなさんひとりひとりが「限りなく豊かで、必要なものをすべて持って」いて、「宇宙が全員を、無限に、等しく支えてくれている」ことに気づけば、当然、このような違いは必要なくなります。
以上、本田健 (著), ダリル・アンカ (著), バシャール (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳)『未来は、えらべる!』P.186より引用させていただきました。
世の中、タテマエとホンネがあって
自然に優しいだとかエコだとか節電だとか
冷静に客観的に見てみれば、大抵それらは偽善であることに気づくだろう
たいていは、それで、誰かが儲けている。
言っていることは正しいのだが、やっているのは自分たちの利益の追求だ。
そして彼らが大衆をコントロールするのに盛んに利用するのが、この「足りない、欠乏している」だ。
「全員に行き渡るには不十分である」と思うから、それを手に入れたくなり、そして買うのだ。
買うのは本当に必要なものだけ買えば良いのだが、それでは儲からないので、不必要なものまで必要だと思わせ買わせる。
その結果が大量のリサイクル品と大量のゴミの発生だ。
不必要なものを買わされ、そしてそれをリサイクル処理するのに、またお金を使う。
これほど無駄なこともないだろう。
さらに言えば、世の中には豊かな人と貧しい人がいるのではなく、お金というシンボルを数字上多くもっている人と少なくもっている人がいるだけだ。たんなる数字上の差異であって、それらは本来豊かさとは無関係だ。
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