「現実とはこういうものなのだ」と一般的、集合的に信じられている定義と同時に、一人ひとりの人が持っている定義があります。そのそれぞれの定義が個々の現実をつくっているのです。
以上、須藤元気 (著, 編集), ダリル・アンカ (著), バシャール (著), 尾辻かおる (編集), 大空夢湧子 (翻訳)『バシャール スドウゲンキ』P.154より引用させていただきました。
バシャールの言いたいことはおそらくこういうことなんだと思います。
万有引力の存在にせよ、命あるものが老いてやがて死んでいく事実にせよ、私たちが輪廻転生を繰り返しているにせよ、そういうもの一切合財が、集合的に信じられている定義の賜物なのだと。
つまり可能性として、みんなが集合的に人間とは若返っていく生き物であるという定義を持てば、実際に世の中はそのようになっていくのでしょう。
でもまあそこまでは信じきれていない自分はいます。(^-^;
いずれにしても、たった一人では、その集合的な定義を覆すのは難しいと思われます。
重力という集合的な定義づけを、個人の定義づけで打ち破ることができたら、人は空も飛べるようになるのでしょう。
まるで映画マトリックスのように。
コメント